【AutoHotkey】ドイツ語のウムラウト&エスツェットを日本語入力のまま打つ方法

アイキャッチ画像 ウムラウト エスツェット

どーもヤマジです。

PCでドイツ語の文章や単語を書こうと思って、「ウムラウト(ä,ö,ü)とかエスツェット(ß)どうやって入力すんねや!」と憤った人間は、地球上で一定数存在するはずです。私もその一人でした。

今回の記事では、

ウムラウトとエスツェットを入力する一般的なやり方
Autohotkeyというツールを使用した裏技的なやり方

を紹介します。

「いや、たぶん1、2回しか使わないから入力方法ナンチャラとか超ダルイんだけど・・・。」って人は☟をコピペしてご使用ください。

aウムラウト
ä Ä

uウムラウト
ü Ü

oウムラウト
ö Ö

エスツェット
ß

正攻法でウムラウト/エスツェットを入力する方法

ウムラウトやエスツェットを入力する最も一般的なやり方としては、[Windowsアイコン]>[設定]>[時刻と言語]>[言語]>[優先する言語を追加する]で「ドイツ語」を選択して、ドイツ語キーボードをインストールする方法です。

seikouhou

長かったっすね。お疲れ様です。

ドイツ語キーボードを追加したら、[Windowsキー]と[スペースキー]を同時押しすることで、日本語キーボード入力からドイツ語キーボード入力に切り替えできます。

gengokirikae

入力言語切り替えのショートカット

ドイツ語キーボードに切り替えると、下の画像の位置にウムラウトやエスツェットが配置され、これらのキーを押すことで入力できるようになります。

umlaut position

ドイツ語キーボードのウムラウトとエスツェットの位置

このやり方で、一応問題なくこれらの特殊文字が打てるようになります。、ドイツ語と日本語の両方を日常生活で使用する場合は、このキーボード切り替えが結構ダルいです。ドイツ語キーボードを使用する理由は基本的にウムラウト(ä,ö,ü)とエスツェット(ß)のためだけであり、ほかのアルファベットは英語などと共通なので、書く単語によっては日本語のキーボードのままでも全く問題ありません。しかもドイツ語キーボードに切り替えると、その他のキー(「+」や「#」等)も配置が変わってしまいます

たった4つの特殊文字を入力するために言語追加して、その都度言語切り替えするのは正直アホくさいです。日本語キーボードの状態でそのままウムラウトとエスツェットさえ打ててしまえば、ドイツ語キーボードなんざ必要ありません。

どうにかして日本語キーボードのままウムラウト&エスツェット打てないか・・・果たしてそんな方法があるのか・・・あるんです。

どんなキー入力も可能にできる。そう、Autohotkeyならね

sou autohotkeynarane

Autohotkeyを使用してウムラウト/エスツェットを爆速入力

Autohotkeyというツールを使用すると、自分だけのショートカットキーやホットキーを作成することができ、こいつを使えばウムラウトやエスツェットも2つのキーを組み合わせることで、日本語入力の状態でもお手軽に入力できます。

「ドイツ語キーボードだりぃー!」と思っていた人は、是非Autohotkeyをインストールしてください。この記事でAutohotkeyインストール方法と基本的な使い方をご確認できます。(記事内の全てを理解する必要はありません。大体でOK!)

上記の記事を読んでAutohotkeyをインストールし、スクリプトを自作する流れが理解出来たら、以下のスクリプトを自分のAutohotkeyのスクリプトファイルにコピペしてリロードすると、その瞬間からウムラウトとエスツェットがいつ何時でも使用できます

ä,ö,ü,ßのAutohotkeyスクリプト
!a::Send, {ä} ;Altとa同時押しでä
!o::Send, {ö} ;Altとo同時押しでö
!u::Send, {ü} ;Altとu同時押しでü
!+a::Send, {Ä} ;AltとaとShift同時押しでÄ
!+o::Send, {Ö} ;AltとoとShift同時押しでÖ
!+u::Send, {Ü} ;AltとuとShift同時押しでÜ
!s::Send, {ß} ;Altとs同時押しでß

上のスクリプトでは、普段あまり使うことのない[Altキー]と他のアルファベットキーを同時押しすることで、ウムラウトやエスツェットが入力できるようになっています。上のスクリプトの内容を図で表すとこんなカンジ

umlaut position ahk

Autohotkeyで作成したウムラウト・エスツェット入力方法

Autohotkeyを使えば、これらの特殊文字も日本語キーボードのままでも打ててしまうので、普段ドイツ語と日本語両方とも入力する機会が多い人ほど恩恵を受けられます。また、上記のコードでは「a」「o」「u」「s」の配置を流用しており、正攻法でドイツ語キーボードに切り替えてヨーワカランキー配置で入力するよりも、直感的にウムラウト・エスツェットが打てるので、効率バク上がりです。

ただ上記のコードはあくまで私が使用している一例ですので、違和感があれば自分のしっくりくるキーの組み合わせにすることを強くおススメします。

おわりに

今回はドイツ語のウムラウトとエスツェットの入力方法をご紹介しました。

正攻法の設定は簡単ですが、頻繁に言語切り替えをする場合はかなりストレスとなります。

Autohotkeyを使うやり方は、その使用法を理解するのにひとクセあるので、時間的な初期投資は正攻法よりもかかるかと思いますが、一度理解してしまえば、非常に便利且つ効率がいいです。

また、Autohotkeyは、ドイツ語入力だけでなく組み合わせと発想自体で、様々な使い方ができるので、「カスタマイズ」とか「自分だけの○○」とか「効率的」というのが好きな人は色々弄って、自分好みのスクリプトを作ってみると面白いかと思います。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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