こちらの記事ではビデオ会議中に使える小技をまとめました。
Microsoft Teamsのビデオ関連記事の目次のような感じで利用していただけたらと思います。
画面共有に関する小技
画面共有機能はメチャ便利です。しかし、画面共有時には会議参加者の顔が一人しか見れなくなるというデメリットがあります。
この問題は、Teamsが使えるデバイスを2台用意することで対処可能です(アカウントは1つでOK)。ちょっと力技ですが、インタラクティブなビデオ会議をしたい人は是非知っておいてほしい小ネタです。
ちなみにこの次に紹介する「ラージギャラリー」という機能をサブデバイスの方で使えば、参加者が10人以上でもその人たちのカメラが一つの画面に均等に表示されるようになります。
一つ上の項目と似ていますが、こちらはデュアルディスプレイ(一つのPCにモニターを2つ)使ったやり方です。

ディスプレイを2つ用意するのが少しハードル高いですが、Teams内の設定はデバイスを2台使ったやり方よりもカンタンです。

画面共有時に音声も一緒に共有する方法です。
やり方としては、共有時に[コンピューターサウンドを含む]を有効にしておくだけです。
イラスト付きの詳細はこちらの記事をご参照ください。
誰か遠くにいる人とリモートで一緒にプレゼンすることになったことはありますか?
画面共有を使えばプレゼンは簡単にできますが、リモートだとスライドを切り替えるタイミングが計りづらくて、プレゼンパートナーにいちいち合図を送ってもらわないといけなかったりします。
そんな時に画面共有の「制御を渡す」機能を使用すると、任意の相手に自分の共有画面を操作できるように設定できます。
相手はほぼ自分のパソコンでやっているのと同じように操作できるため、こちらからタイミングを計る必要もなくなり、勝手に進めてもらえます。またこの時、共有画面には相手のマウスポインタ―も表示されるようになります。
あとこの機能をさらに応用すると、遠くの人に自分のパソコンを診てもらうこともできるので、ソフト面で何かトラブった時なんかに遠隔で直してもらう、なんてことも可能です。
画面共有に関係しない小技
「ラージギャラリー」という機能を使うことで、10人以上の顔を一つの画面に収めることができます。
このラージギャラリーの使いどころとしては10人以上の参加者がカメラをオンにしているときです。

ラージギャラリーの使い方は、10人以上が参加しているときの会議画面で、画面上部にある[・・・]をクリックして、出てきたメニューから[ラージギャラリー]を選択するだけです。
ラージギャラリーを使用することで、最大49人まで一つの画面に表示することが可能です。

最大49人まで表示可能
Teamsは通常時は9人までの顔しか映らないので、大人数でビデオ会議するときに非常に重宝する機能です。

ビデオ会議の開始/参加法が分かったら、会議中の背景を追加するやり方も知っておくと便利です。「背景ぼかし」は無難だけど、味気ないなぁ~と感じている人は、自前の背景を追加することで自分好みのイイ感じな背景でビデオ会議ができるようになります。
ビデオ会議中にペアワークやグループワークができたら生産性が上がるのに・・・そんなことを考えたことはありませんか?
人数が多ければ多いほど、普通のビデオ会議では大学の眠たい講義みたいになりがちですよね。そんな時にブレークアウトルーム機能を使えば一時的に少人数で話し合うことができ、より生産的な会議を期待できます。
実際には、メインのビデオ会議室の中に「小さな部屋」を作ることになります。
会議主催者は、各部屋に「見回り」に行くことができるので、さながら小中学校でよくあったペアワーク、グループワークのように機能します。
ブレークアウトルームの少人数会議とメイン会議室の全体会議は、ビデオ会議を終了することなく、いつでも切り替え可能なので、活発な議論や授業を望んでいる場合は是非積極的に使っていきたいですね。
特に学校などの教育機関でTeamsを使用している場合は、非常に重宝する機能かと思います。