Teamsの画面共有、正直使いにくいですよね。
画面共有中は、参加者の映像は小さくなるか、別のウィンドウに表示されてしまって、自分の共有画面と参加者の顔の両方を同時にチェックするのは困難です。
当ブログでは、以前2つのデバイスを使ってこの問題を解決する方法を解説しました。
今回は、この問題をさらにスマートな形で解決する方法について解説していきたいと思います。
今回ご紹介するやり方では、デバイスはパソコン1台だけですが、ディスプレイを2つ使います。
テレワークで、パソコンで作業する時間が増えたという人の中には、デュアルディスプレイを検討している方も多いのではないでしょうか?
私自身、1年以上デュアルディスプレイ環境で仕事をしていますが、画面が広がったことにより様々なウィンドウやソフトを同時に見ることができて、非常に作業がしやすいです。
デュアルディスプレイを使用すれば、Teamsでも画面共有と参加者の顔の両方を同時に別々のディスプレイに表示できるので、かなり重宝します。

デュアルディスプレイで共有画面と参加者の画面を別々のディスプレイに表示する方法
いつも通りビデオ会議で画面共有を開始します
- 画面共有ボタンをクリックします
- [ウィンドウ]を選択します
- 共有したいウィンドウをリストから選択します
- 画面共有を開始すると、タスクバーに3つのTeamsウィンドウが並べられるので、その中の真ん中(参加者が映っているウィンドウ)をクリックします
- キーボードのShift+Win+→またはをShift+Win+←同時押しして、選択中のウィンドウをサブディスプレイに移動させます
あとはサブディスプレイに移った参加者のウィンドウを最大化させるなりして見やすく調整してください。こうすることで、メインディスプレイに自分の共有画面、サブディスプレイに参加者の顔を大きく表示することができます

以前紹介したデバイスを2つ使ってモニタリングする方法に比べると、かなりシンプルなやり方です。
難点を挙げるとするなら、デュアルディスプレイ化するのが少しメンドクサイってところでしょうか。
ただ最近のSurfaceシリーズやMac BookなどUSB Type C端子がついている端末の場合は
- 追加のディスプレイ1枚
- USB Type-C to HDMI変換ケーブル1本
の2つのアイテムだけでデュアルディスプレイ環境が作れるので、かなり敷居が低くなっています。
Teamsを使用する機会が多い人は、今回のやり方を是非ご検討ください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。