【レビュー】GameSir T4 ProとNintendo Switch純正プロコン徹底比較

アイキャッチ画像 GameSir T4 レビュー

どーもヤマジです。

皆さん、Nintendo Switchやスマホゲーをプレイするときどんなコントローラーを使っていますか?

私は、以前Nintendo Switch純正のプロコンを使っていました。

ただ多くのユーザーと同様、スティックの調子が悪くなり、触っていないのに勝手にスティック入力がされるようになってしまったので、新しいコントローラーを探すことにしました。

どうせ新しいのを探すなら、純正よりも安く、かつ多機能なやつにしようと思い、色んなコントローラーを吟味した結果GameSir T4 Proにたどり着きました。

GameSir T4 Proはこんな人におススメです↓

  • 純正プロコンよりも安いのが欲しい!
  • でも純正プロコン並みの精度と同等の機能(NFCやジャイロ)がないとヤダ!
  • 操作が複雑なゲームをしているので、割り当て可能な背面ボタンがついてるのが欲しい!

GameSir T4 Proと純正プロコンの比較

価格

純正プロコンより多機能でありながら、GameSir T4 Proの方が安いです。

有線でも構わないという人であれば、純正の半分以下の値段でGameSir T4wという有線版がおススメです。

全体的な大きさ

GameSir 純正比較

左が純正プロコン、右がGameSir T4 Pro

パッと見、同じくらいの大きさに見えますが、実際に持ってみるとGameSir T4 Proの方が一回り小さく感じます

これは、GameSir T4 Proの方が純正プロコンよりも幅が狭いことに起因しています。

LRボタン幅

LボタンとRボタンの間隔

幅が測定しやすいLボタンとRボタンの間隔を測ってみると、GameSir T4 Proの方が5mm程度狭くなっています。これは好みが分かれるところかと思いますが、手が小さい人にはGameSir T4 Proの方が合っているかもしれません。

ボタン

ボタン配置は両者とも全く同じです。したがって今まで純正プロコンを使っていた人も、特に違和感なくGameSir T4 proを使用できます。

ABXYボタン
特に使用頻度の高いABXYボタンですが、純正プロコンの方が1mmほど大きいです。
ABXYボタン幅ただ、この4つのボタンの大きさの違いは体感では、ほとんど分かりません。表面の触り心地はプロコンの方が、少しザラザラしていて、GameSir T4 Proの方はツルツルしている感じです。


RZ/LZボタンの長さ
両コントローラーを触っていて最も違うと感じる部分です。
LRZボタン幅GameSir T4 Proの方が直線距離で1㎜以上長いです。GameSir T4 ProのRZ/LZボタンは結構深く歪曲しているので、実際の長さの違いはもっとあります。体感では純正プロコンのそれよりもかなり大きく感じられ、このボタンの使用頻度の高いスプラトゥーンなどでは、個人的にはGameSir T4 Proの方が押しやすいと思いました。

重さ

実測で42gほど、GameSir T4 proの方が軽いです。長くプレイする場合は、こちらの方が疲れにくいかもしれません。

重量比較
重量比較

振動

これは実際に両方とも触れてみないことには体感できないのが残念なところではありますが、デフォルトではGameSir T4 proの方が圧倒的に振動が強いです。

いや、もうホント笑っちゃうくらい強いです。良く言えば大迫力ですが、悪く言えば強すぎって感じです。

しかし、GameSir T4 proは振動も5段階で調節可能なので、すこし弱くすれば純正プロコンの振動に近い感じに設定可能なのでマイナスポイントではありません。振動を完全にOFFにすることも可能です。

またボタンに内蔵されているLEDバックライトも5段階調節可能です。

バッテリー持続時間

純正プロコン
40時間

GameSir T4 pro
15~18時間

純正プロコンの方が倍近い数値になっていますが、GameSir T4 proも給電しながら使用可能なので、実際のところそんなに困りません。こういうタイプのコントローラーを使用してゲームする場合は、大体本腰入れてプレイできる家ですからね。

GameSir T4 proの良いところ

安い

値段というのは、やはりモノの評価するに当たっては、非常に重要な要素でもあります。上述した通り純正プロコンの3分の2くらいの値段で購入できるのは、非常に魅力的です。搭載されている機能も加味すると、とても高いコストパフォーマンスだと思います。

純正プロコンのできることは全てできる

この手のサードパーティー製のコントローラーは、安いけどNFC機能がない、高品質だけど振動機能なし等、どっかしら純正のプロコンには及ばないことが多いですが、GameSir T4 proはその限りではありません。

純正のプロコンでできることは全て押さえている「出来る子」です。

値段は安くても妥協したくない人にはおススメです。

押しやすいRZ/LZボタン

先ほどの比較でも紹介した通り、RZ/LZボタンは純正のプロコンよりも長く、さらにお椀のように歪曲しているので、指にフィットします。RZ/LZボタン多用するスプラトゥーンやモンハンライズでもかなり重宝します。

設定可能な4つの背面ボタン

GameSir T4 proの目玉機能でもある4つの背面ボタンは、使ってみるとかなり便利でビビります

通常のコントローラーでは、ボタン入力に使用する指は、大体親指と人差し指だけですよね?

他の指はコントローラーを保持するためだけに使われていて、いわば「死んじゃってる」わけですが、コントローラーの背面にもボタンがあることで中指も息を吹き返します

中指参戦

ボタン操作の多い、DAEMON X MACHINAやFPSのゲームなどで、プレイ中に押しづらかったボタンを、背面ボタンに割り当てると非常に快適になります。

割り当て方法に関しては、専用のマニュアル記事を作成したので、興味があれば見てみてください。

耐久性バツグン

私はGameSir T4 proでモンハンライズ(体験版含め)1500時間以上プレイしていますが、このコントローラーは購入時と同様のパフォーマンスを維持しています。

しかも、使用武器は手数が多い(=ボタン入力回数も多い)双剣を使っていますので、ボタンの耐久力も折り紙つきです。

スティック入力が勝手にされてしまうということも、私の環境では一度も起こっていません。

スマホホルダー付き(実際の使用動画アリ)

付属品としてコントローラーにスマホを固定するためのアタッチメント(着脱可)があります。

これを使用すると、GameSir T4 proにスマホを直に固定できるため、スマホゲーをガチでプレイしたい人には持ってい来いです。

スマホゲーをガチプレイ

また、スマホでSteamのリモートプレイを可能とするアプリ「Steam Link」を使用すれば、寝ながらPCゲームをプレイすることも可能です。

Steam LinkでPCゲームを寝ながらプレイ

気になるところ

グリップの汚れ

滑り防止のため、GameSir T4 proのグリップには凹凸がたくさんついているのですが、長いこと使っているとここに結構手垢がたまります(汚い話ですみません)・・・。

手汗の凄い人は、プレイし終わったあとにアルコール消毒して、サッとタオルかなにかで毎回拭いておくと綺麗な状態を保つことができると思います。

Lスティックの削れカス

純正のプロコン同様、GameSir T4 proも使っているうちにLスティックの軸が摩耗し、白い粉が出始めます。

スティックの白い粉

1500時間以上使っているので溝ができてしまってますね

これでLスティックが使えなくなるとかいうことはないのですが、私は毎回軸部分も布か何かで拭いています。

剛性

純正プロコンと比較すると、少し剛性がないように感じます。

純正品は捻じるように力を込めても何も起きませんが、GameSir T4 proの場合はギシギシ音がなります。

とはいっても、プレイ中にコントローラーを捻じるような使い方はしないので、普通に使う分には特に気にならないかと思います。あくまで、純正品と比べるとちょっと・・・程度のものです。

まとめ

GameSir T4 proは

  • 比較的安価 (純正プロコンの2/3程度)
  • 純正プロコンと同等の機能
  • 純正プロコンよりも小ぶり
  • 設定可能な4つの背面ボタン付き
  • 振動やLEDライトの調節も可能
  • スマホホルダー付き

です。

また充電の際は、純正プロコン同様USB Type Cでの給電なので、プロコンを使っていた人はケーブルをそのまま使えます。

安いけどプロコン並みに精度が高くて多機能なコントローラーを探している人にはおススメです!!特に操作系統の複雑なゲームをしている人には、GameSir T4 proに搭載されている4つの背面ボタンを是非活用してもらいたいですね。快適度マシマシです!

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。


GameSir T4 proのオリジナルマニュアル

付属のマニュアルが文字ばっかで分かりづらかったので、自分で作ってみました。購入を検討されている方も読んでみると、より具体的な使用感がイメージしやすいかもしれません。

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