Teamsでパワーポイントのプレゼンを共有する方法は
- [ウィンドウ共有]から自分のPC内にあるパワーポイントを共有する
- Teamsにアップロードし、Teams上でパワーポイントを開いて共有する
という2つのやり方があります。
それぞれ一長一短ありますので、両者のやり方含め、メリット・デメリットに触れながら解説していきます。
「いやいや、パワポのプレゼン画面の共有方法じゃなくて、TeamsでPDF資料とかを画面共有で見せているときにレーザーポインター使うやり方が知りたいんじゃ!」って人は、マウスポインターをレーザーポインター風にする方法をご覧ください。
またパワポ以外の画面の共有方法を知りたい人は【Microsoft Teams】ビデオ会議と画面共有:背景ぼかしの方法も解説【基礎編➍】をご覧ください。
ウィンドウ共有でパワポを共有する方法
パワーポイントのプレゼンテーションを会議参加者と共有したい(見せたい)場合は、
下準備:プレゼンに使うパワーポイントファイルを開いておく
- Teamsのビデオ会議画面で、メニューバーにある矢印がついたアイコンをクリック
- 画面右からニョキっと出てきた共有画面候補から[ウィンドウ]をクリック
- 共有候補から下準備で開いておいたパワポをクリックすると、共有が開始されます
という流れで共有できます。
ウィンドウ共有でパワーポイント有することのメリットとしては、いつも通り全ての機能をスライドショー実行時に使えることです↓
- 全てのアニメーションの再生
- ポインターオプション(レーザーポインター、インク、蛍光ペン)*プレゼン中は[Ctrl]と[L]を押しっぱにすることでマウスカーソルがレーザーポインターに切り替わります
- パワポに埋めこんだ音声、動画ファイルの再生 etc.
参加者とはカメラ越しということを除けば、現実でプレゼンするのとほぼ変わらない感覚でパワポの資料を見せることができるので、無難なやり方です。

- 自分のPCに映っているパワポのウィンドウを共有するため、ネットの環境によっては参加者から見ると、スライド切り替えやオブジェクトに設定したアニメーションがカクカクする。(コマ送りのように見えることがある)
MS Teamsにパワポをアップロードして共有する方法
パワポのスライドショーをTeamsで共有する方法としては、Teamsにアップロードしてから、ビデオ会議中に共有するやり方があります。
実際のやり方は、途中まではウィンドウ共有とほとんど同じです。
- Teamsのビデオ会議画面で、メニューバーにある矢印がついたアイコンをクリックして、共有画面を表示させ、[参照]をクリックする
- [コンピューターからアップロード]か[OneDrive]のいずれかから、共有したいパワポファイルを指定してアップロードすることで、パワポのスライドショーを共有できるMEMO自分のPCに入っているパワポを共有したい場合は、[コンピューターからアップロード]を選択します。Teamsにアップロードしたことがない場合や、「OneDriveってなんやねん!」って人は[コンピューターからアップロード]一択です。
- 自分のPCの画面共有ではなく、TeamsにアップロードされたファイルをTeams内に搭載されているパワーポイントで直接再生するため、各々のネットの環境に関係なく、参加者全員が全くラグのないパワポ本来のスムーズなスライド切り替えやアニメーションを見ることができる。
- 発表者でなくても、スライドを戻したり進めたりできる(他の参加者には基本的に気づかれない)ので、何か聞き逃した場合も自分でもう一度同じスライドに戻って確認することができる。ただし、発表者はこの機能を無効にすることも可能。
- 一部の[画面切替え]演出やアニメーションが正しく再生されない。(2021年7月現在の状況。今後のアップデートにより改善されるかも)
- パワポに埋めこんだ音声や動画ファイルが再生できない。
- Teamsのサーバーにアップロードするので、ファイルが大きければ時間がかかり発表がすぐにできない。
- Teamsのサーバーにアップロードするので、自分のパソコンにインストールしたフォントは使えなくなる
両者とも一長一短ありますが、無難に済ませたいなら、普段通りの機能が全て使えるウィンドウ共有のやり方がおススメです。
ただ設定したアニメーションを滑らかに見せたいなどという想いがあるなら、アップロードしてから共有する方法もアリです。凝った設定を施したアニメーションは一部再生されませんが、ベーシックなものだけなら問題なく動きますので、パワポのファイルが大きくなければTeamsに[参照]からアップロードしてやる方が、プレゼンの遅延が発生しないのでいいかもしれません。
また、最近のアップロードによりTeamsに[参照]からアップロードしてやる方法でもレーザーポインター機能など発表者ツールが使用できるようになったのは非常に大きいです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。