どーもヤマジです。
昨今のコロナの影響でテレワークが増加した結果、パソコンで文字を入力する作業も以前に増して多くなったのではないでしょうか?
キチンとした指のポジションを覚えてキーボードを見ずにタイピングできると、作業効率も結構向上します。自宅で引きこもり生活を余儀なくされている今、気分転換も兼ねてタッチタイピング(一昔前はブラインドタッチと呼ばれていた)を覚えてみてはいかがでしょう?
タッチタイピングができると、手元を見ないで文字を入力できるため、画面をずっと見ていられます。その結果、入力中の文字もリアルタイムで見れるので、変換ミスなども気づきやすく誤字脱字がグンと減ります。
この記事ではタッチタイピングとは何かを軽く触れつつ、タッチタイピングを覚える際の大きな助けになる左右分離型のiClever Bluetoothキーボードをご紹介します。
タッチタイピングは正しい指のポジションを覚えることから
キーボードを紹介する前に、少しタッチタイピングとは何かについてご説明します。もう知ってるわ!って人は次の章に飛んじゃってください。
タッチタイピング、すなわちキーボードを見ずに入力する方法で、聞いただけだとすごい難しそうですが、実際やることはただ指の基本ポジションと指が担当するキーを覚えるだけです。
タッチタイピングができると、入力速度が向上するだけでなく、手元を見ずに画面をずっと見続けることができるので、その結果誤字脱字も減ります。学校で情報リテラシーとかいう授業がありましたが、こういうのも教えてくれたらいいのになぁと思う今日この頃です。
ちょっと脱線しましたが、実際の正しい指のポジションはというとこんな感じ↓

タッチタイピングのホームポジション
左手 | 右手 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
小指 | 薬指 | 中指 | 人差し指 | 人差し指 | 中指 | 薬指 | 小指 |
A | S | D | F | J | K | L | ; |
入力前と入力後は常にこのホームポジションに指を配置するのが基本です。
そして、左手は青い部分のキーを、右手は緑の部分のキーを担当します。
個人的な経験からするとホームポジションを覚えるのは割と簡単です。問題は左手と右手が担当するキーをカッチリ分けるところで、これまで我流で打ち込んでいた人ほど矯正が難しいと思います。私がそうでした・・・。
2,3年前にポジション矯正をしたときに、一番苦労したのは[T][G][B][Y][H][N]など中央付近にあるキーです。どちらの手でも届いてしまうから、意識しないとその時の気分で適当にタイプしてしまうんですよね。
そんなときに、左右分離型のキーボードがあると、普通のキーボードに比べて非常に効果的にポジション矯正ができます。
iClever Bluetoothキーボード
iCleverというメーカーが販売しているこちらのキーボードはご覧の通り[T][G][B]と[Y][H][N]の間でガッツリ分かれています。
これによりメチャクチャになりやすいキーボード中央付近でのテキトータイピングが物理的に抑制されるので、タッチタイピングの正式なポジションを覚えるには超おススメです。
エルゴノミックなV字形状のメリット
見た目がV字なので結構インパクトありますが、これは人間工学(エルゴノミクス)に則ったデザイン、つまり人間の自然な姿勢・体勢に合わせたデザインです。
何も考えず机の上に左右の前腕を載せてみると分かりますが、自然と平行ではなくハの字になるかと思います。無理やり平行にして載せてみると、肩あたりが緊張した状態になりますよね?長時間この姿勢を続けていると肩こりなどの原因になります。

机の上に前腕部を置いたときの自然な手の角度
iClever Bluetoothキーボードは、自然な手の角度に合わせて、166度にしているとのこと。

人間の手にやさしい166度
この角度のおかげで非常に使いやすく、長時間のタイピングでも肩がこりにくいです。ただ、当然まったく疲れないわけではないので、適度に休憩は挟んだ方がいいですね。目も疲れちゃいますし。
あと私の場合、このキーボードの角度のおかげで「ー」のミスタイプが劇的に減りました。
日本語だと「ー」を結構多用しますよね。「キーボード」「テレワーク」「ゲーム」「カレーライス」「シチュー」「ラーメン」「チャーシュー」「腹減ったー!」etc.
この長音符「ー」は小指担当のキーですが、普通のキーボードだと絶妙に打ちづらい位置にあるので、子指が”迷子”になって事あるごとに「=」を打ってしまいキーボードを破壊したい衝動に襲われた人は私だけではないはずです。
iCleverのキーボードのだと、V字形状のおかげで小指を真上に伸ばしたところに丁度「ー」が来るので、「=」と打ち間違えることがほぼなくなりました。
また全てのキーとキーの間に適度なスキマ(19mm)が設けてあるので、全体的にもミスタイプしにくい造りになっています。

19㎜の適度なキー間隔でミスタイプ防止
持ち運びやすい!
外出自粛でこもりがちな今日この頃、自宅内だけでも自由に動きたいですよね。
iClever Bluetoothキーボードは軽量で折畳み式なので、気分転換に作業場を移すときもラクラクですし、いつかまた自由に外に繰り出せるようになったときも非常にコンパクトなのでカバンのポケットにもすんなり収まります。

折畳み時の幅
ここに写真アップしてから気づきましたが、私の手と比較されても( ゚Д゚)ハァ?って感じですよね。なので一応長さを計測して画像に載っけときました。自分の手晒した意味ィ・・・。

折りたたんだ時の厚さ
また展開時の厚さはUSB Type Aの端子と大体同じです。

USBと展開時の厚さ比較

重量は実測373gで超軽量
また接続方式はBluetoothなので、使用時はケーブルでゴチャッとすることもありません。
バッテリーはマイクロUSB充電式
バッテリーは交換式ではなく、マイクロUSBケーブルでの充電式となっています。

もはや親の顔より見たマイクロUSB差込口
肝心のバッテリー持ちですが、フル充電で60時間使用できるみたいです。個人的な感覚からすると、仕事やネットサーフィンで毎日ガンガン使っていると1週間くらいでバッテリー切れする感じです。バッテリー切れしても充電しながら使えるので特にストレスはありません。
6日おきくらいに寝る時充電しておけば、急にバッテリーが切れて使えなくなる問題は回避できるかと思います。
結構静か
iClever Bluetoothキーボードはパンタグラフ式入力なので、結構静かです。表すなら、静かにペチペチ鳴る感じでしょうか。ガチャガチャうるさいのが嫌な人にはおススメします。
高速タイピング時は、正直メカニカルキーボードのピンク軸よりも静かだと思います。ピンク軸は、メカニカルキーボードの中では一番静音と言われていますが、速くタイピングすると割と打鍵音がハッキリ聞こえます。
- タッチタイピングのポジションを覚えるのに最適
- エルゴノミックデザインで疲れにくく、ミスタイプも減少
- 携行性バツグン
- 静音仕様
です。
一念発起してタッチタイピングを極めてみようと思っている人には本当におススメできるキーボードです。
あと最後に私がタッチタイピング練習に使用したサイトを紹介しておきます:
TypingClub :日本語版はないけど直感的に学習できて、それぞれの指の担当キーを順番に学べるので非常におススメ
MyTyping :自分の好きな歌の歌詞や有名な小説の冒頭部分などでタイピングの練習ができるので、ある程度ポジションを覚えたらこちらで練習すると飛躍的に上達すると思います。また、アカウントを作成すればオリジナルのタイピング問題を作成できるので、自分の苦手な部分を重点的に練習することも可能です。
1週間くらいこの二つのサイトで練習すれば、タッチタイピング自体は大体できるようになると思います。速さを求めるならさらに継続する必要がありますが・・・(私自身、速さに関しては4.5打鍵/秒とかなので大したことないです)。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。