- パワポの4択クイズの作り方(時間に余裕がある人向け)
- 4択クイズのテンプレ(時間に余裕がない人向け)
どーもヤマジです。
オンライン授業の増加により、パワポを使って授業をする人も多いのではないでしょうか?
画像や文字だけでもやりようによっては、もちろん面白い授業はできると思いますが、ちょっとした息抜きのクイズなんかあると授業のアクセントになって、生徒さんたち(特に低学年)も最後まで楽しく授業に取り組めます。
クイズと言えば、4択クイズは定番ですよね。パワポでも簡単に4択クイズを作ることができます。
この記事ではシンプルな4択クイズの作り方と、いくつかの4択クイズテンプレートをご紹介します。
2つの作り方【自分で0から作りたい人向け】
作り方は、正解を表示させる方法によって2つに分けられます。


- スライドをコピペするだけなので、細かいマウス操作が必要ない
- 問題と正解が別々のスライドなので、印刷してもそのままクイズとして使える
- 問題と正解スライドが別々なので問題数が多くなればなるほど、スライドの枚数も増える(スライド数 = 問題数x2)
*実際のスライドショーで再生しているときは、両者に違いは全くありません。
自分の状況に合わせて、使いやすい方をお選びください。
4択クイズ | アニメーション版
図形やテキストボックスを組み合わせて、それっぽいスライドを用意します

いや、それっぽいスライドってどうやって作るんだよ!(; ・`д・´)って人は以下の記事をご覧ください。より初心者向けに詳しく解説しています。
- 正解の図形を選択して、コピペします
- コピペした図形を選択した状態で背景色を正解っぽいのに変えます(この例では黄緑にしてます)
- フォント色も背景色に被らない目立つ色に変更します(この例では白にしてます)

- [アニメ―ション]タブをクリック
- [アニメーションの追加]をクリック
- アニメーションを設定します(この例では無難に[フェード]を選んでいます)

正解の図形を4択のオリジナル図形の真上にピタっと重なるように移動させます

スライドショーを起動させて一度クリックする/エンターキーを押すと、答えがジワーっと出てきます
4択クイズ | 画面切替え版
図形やテキストボックスを組み合わせて、それっぽいスライドを用意します

いや、それっぽいスライドってどうやって作るんだよ!(; ・`д・´)って人は以下の記事をご覧ください。 より初心者向けに詳しく解説しています。
スライドをクリックしてコピー[Ctrl+C]し、ペースト[Ctrl+V]して複製します

正解が表示される2枚目のスライドを変更していきます
- 正解の図形をクリックして選択状態にします
- 背景色を正解っぽいのに変えます(この例では黄緑にしてます)
- フォント色も背景色に被らない目立つ色に変更します(この例では白にしてます)

- 正解が表示されている2枚目のスライドをクリックします
- [画面切替え]をクリックします
- [フェード]をクリックします

以上で4択クイズの完成です。スライドショーを起動させて一度クリックする/エンターキーを押すと、答えがジワーっと出てきます
テンプレート【問題と答え書くだけ:時間がない人向け】
時間がない人用に今回紹介した4択クイズのテンプレートをダウンロードできるようにしておきました。
ちなみにここでダウンロードできるのは、あとで編集しやすい「画面切替え版」です。細かい部分を自分で変更したい場合は、4択クイズ | 画面切替え版参照してください。


テンプレートには以下の5枚のスライドが用意されています。
- 1.問題用スライド
- 2.解答用スライド(答えがAのとき)
- 3.解答用スライド(答えがBのとき)
- 4.解答用スライド(答えがCのとき)
- 5.解答用スライド(答えがDのとき)
テンプレートを開き[編集を有効にする]をクリックした後、問題文上に画像を挿入したり、図形内の文言を自分のクイズ用に書き換えてお使いください。
スライド2~5は、解答表示用のスライドです。4通り用意しておきましたので、ご利用の際はこの内の1つを選び、残りの解答用スライドは削除してください。
このテンプレートには以下の5枚のスライドが用意されています。
- 1.問題用スライド
- 2.解答用スライド(答えがAのとき)
- 3.解答用スライド(答えがBのとき)
- 4.解答用スライド(答えがCのとき)
- 5.解答用スライド(答えがDのとき)
他のテンプレと比べると、50:50機能がある分スライドの設定がやや複雑になっていますので、以下の手順をご参考ください
テンプレートを開き[編集を有効にする]をクリックした後、問題文や選択肢を書き直して、4択クイズとしての体裁を整えます

この例の問題の場合は、「イタリア」と「ポルトガル」の2つを50:50を使った時に隠したいので、スライドからはみ出ているCとDのボックスだけ残して、AとBのボックスは削除します

STEP.2で残しておいた空の2つのボックスを、スライド内の選択肢の上にピタっと合わせます

この例の問題の場合、答えはBなので、Bが答えになる3枚目のスライドの問題文や選択肢の文言を1枚目と同じになるように編集します

この例の問題の場合、2枚目/4枚目/5枚目のスライドは必要ないので削除します。したがって、完成時のスライド数は1問につき2枚となります
本番と同じようにスライドショーを起動させて、正しく動作するか確認してください。50:50のアイコンをクリックすると、先ほど設定した2つの選択肢が隠れます

今回はパワポで4択クイズを作る方法を2種類紹介しました。実際のスライドショーでは、両方とも見た目は全く同じです。
ただ私は作ったあとも編集がしやすい画面切替えの4択クイズを最近多用しています。スライドの枚数は増えますが、スライドをセクション毎に分けてあげると枚数が増えても管理はそんなに大変じゃないです。
ご自分の好み、またはプレゼンの環境に合わせて、使いやすい方を選択して頂ければと思います。
時間がない人用に数種類のテンプレもご用意しましたので是非ご活用ください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これを一部編集して動画(youtube.niconico等)に出そうと思うのですが、よろしいでしょうか?
動画の概要欄に元ネタとなったこの記事のリンクを貼ってくださるなら構いません。