どーもヤマジです。
2021年10月5日についにOffice 2021が発売されますね。
パワポヘビーユーザーの私も非常に気になっております。
Office 2021年版のパワポには当然色々な新機能が追加されているわけですが、その中でも手書きオブジェクトのインク再生機能は見た目も派手で目を引きます(↑のアイキャッチ動画もパワポのインクアニメーションで作成してます)。
ただ実はこの機能は、Microsoft 365版(サブスク版)には既に実装されていたものです。
もちろん3年前に発売された2019年版パワポには手書きオブジェクトにインクアニメーションを付与する機能はありません。
しかし、Microsoft 365版パワポで作られたインクアニメーション付きのスライドは、2019年版でも問題なく再生することができるのです。
そして、パワポには「アニメーションをコピペする」機能が備わっています。
これは、つまり・・・
何らかの形で、インクアニメーションが付いたオブジェクトが入っているスライドを入手することができれば、そのアニメーションをコピペして、2019年版のパワポスライドにもインクアニメーションをぶち込むことができる、ということです。
今回は、その「何らかの形」をご紹介します。
2019年版でインクアニメーションを使うやり方
まずは、こちらのダウンロードボタンからインクアニメーション付きオブジェクトが入ったパワポファイル[inkanimation.pptx]をダウンロードしてください。
ダウンロードしたパワポスライドには、以下のような インクアニメーション付きオブジェクトが入っています

新しくパワポを開いてもいいですし、先ほどダウンロードしたパワポスライドでも構いませんので、インク機能を使って自分の好きなもんを描いてください。ちなみにインク機能を使ったお絵描きのやり方は以下の通りです↓
- [描画]タブをクリック
- 好みのペンを選択
- 自由に描く!!
- 描き終わったら、[選択]をクリックしてください。こうしないと、ずっとペンモードで通常のマウス操作ができなくなります

STEP.1でダウンロードしたパワポスライドを開き以下の手順で、アニメーションをコピーします
- [アニメーション]タブをクリック
- [このインクのアニメーションをコピーしてください]をクリック
- [アニメーションのコピー/貼りつけ]をクリック
- マウスカーソルの隣にブラシがついたアイコンが現れるのを確認

STEP.2で自分で描いたインクオブジェクトがあるスライドを開き、このインクオブジェクトをブラシアイコンのついたマウスカーソルでクリックすると、インクアニメーションが付与されます

スライドショーを起動させ、一度クリックするとインクアニメーションが再生されます
インクの再生速度は、オブジェクトをクリックして選択状態にしてから、[アニメーション]タブ内の[継続時間]をいじることで、速くしたり、遅くしたりできます

いかがでしたでしょうか?
パワポ2019年版と永遠を誓い合った人は、2021年版の新機能を横目にチラチラ見ながら、今後必死に自分をごまかし続けることでしょう。
しかし、今回のやり方を使えば、2019年版で疑似的に2021年版の新機能を使いまくることができるのです!
まぁ
個人的にはぶっちゃけ2019年版とか2021年版などの買い切り版を買うより、サブスク版Microsoft 365を買った方がいいと思ってるんですけどね。
理由は
- 買い切り版Officeソフトは3年毎に新しいバージョンが発表されるが(つまり次はOffice 2024)、買い切り版にはこの3年のうちにアップデートはない
- サブスク版Microsoft 365は、3年分の料金が買い切り版Officeソフトと大体同じだが、常にアップデートされ、持っているだけで新機能が追加されていく
- サブスク版Microsoft 365は、5台のデバイスにインストールできる
からです。
毎回新しいバージョンが出るごとに買い切り版Officeソフトを購入している人は、今回を機にMicrosoft 365に切り替えるのも全然アリだと思います。
サブスク版は永遠に搾取されるような気分になりがちですが、Microsoft公式サイトでは一か月契約Microsoft 365を手に入れることもできるので、月単位で止めることも可能です。
話がそれてしまいましたが、インクアニメーションは見た目も面白いので、ぜひプレゼンのアクセントに使って欲しい機能です。これは2021年版やMicrosoft 365を買わなくても、2019年版でできますので!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。