【PDF編集】CubePDF Utilityの使い方【完全無料ソフト】

アイキャッチ画像 CubePDF Utility

リモート会議やリモート授業などが増えた結果、紙の資料やプリント配布の代わりにPDFファイルを送信したり、共有するようになったって人は多いんじゃないでしょうか?

そんな時「あのページとあのページだけ渡したいのに・・・!」と思い立って、PDFの抽出や分割、そして結合の方法を探したことがあるのは私だけではないはず。

今回は、こういうちょっとPDFをイジりたい時に非常に重宝する「CubePDF Utility」というフリーソフトの使い方をご紹介します。

このソフト、完全無料です。一定の試用期間後、有料版を買わせるように誘導とか、SNSでシェアしろとか、死ぬほど広告付けられるとかそういうことも一切ありません。マジもんのフリーソフトです。

まずは四の五の言わずにCubePDF Utilityをダウンロード&インストール

とりあえずダウンロードしなきゃ何も始まりません。

公式サイトの[無料ダウンロード]ボタンからCubePDF Utilityをダウンロードしましょう。

公式サイトリンク

CubePDF Utilityダウンロード

ダウンロードが終わると「cubepdf-utility-0.6.4b-x64.exe」という実行ファイルがダウンロードフォルダに現れます。

実行ファイルダウンロード

cubepdf-utility-0.6.4b-x64.exeをダブルクリックして開くと、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」とかダルいメッセージが出てきますが、何も考えずに[はい]を押します。

すると使用許諾契約書のウンヌンカンヌンというさらにダルいウインドウが表示されますが、ここも[同意する]を選択して[次へ]をクリックします。

次へ1

この後もダルい質問が続きますが、プログラムの保存場所等に希望が特になければ、以下の[インストール]ボタンが表示されるまで、片っ端から[次へ]をクリックしまくればOKです。

次へを鬼クリック

最後に[インストール]ボタンが出るので、これをクリックして、CubePDF Utilityのインストールが完了です。脳みそ空っぽにしてクリックしていれば、ここまで10秒くらいで済むかと思います。

インストール後の[完了]をクリックするとCubePDF Utilityが起動します

CubePDF Utilityで異なるPDFファイルを結合する

ここでは複数の異なるPDFファイルを結合するやり方を紹介します。

今回は例として、□と△が描かれているPDFに、〇が描かれたPDFを結合、挿入して、2つのPDFファイルを一つにします。

結合イメージ

結合、挿入イメージ

CubePDF Utilityに一つ目のPDFファイルを読み込ませる

CubePDF Utilityに結合させたい一つ目のファイルをドラッグ&ドロップして読み込ませます

ドラッグアンドドロップ

MEMO
ファイルの読み込みはウインドウ左上にある[開く]からでもできますが、個人的にはドラッグ&ドロップの方が直感的にできておススメです。
結合させたい二つ目のPDFファイルを読み込む下準備

ここからは結合させたい、または挿入したい二つ目のPDFファイルを読み込む手順です。

  1. [挿入]ボタンをクリック
  2. [詳細を設定して挿入]をクリック
挿入1
結合させたい二つ目のPDFファイルをドラッグ&ドロップ

STEP.2の手順の後に現れたポップアップウインドウに結合させたい二つ目のPDFファイルをドラッグ&ドロップします。

挿入2
二つ目のPDFファイルの位置を決める

二つ目のPDFファイルの結合位置を決めます。

今回の例では2ページある一つ目のPDFファイルの真ん中に二つ目のPDFファイルを挿入したいので、[指定ページの直後]を選択し[1/2ページ]としました。

  1. 今回の例では2ページある一つ目のPDFファイルのちょうど真ん中に二つ目のPDFファイルを挿入したいので、[指定ページの直後]を選択し[1/2ページ]としました。
  2. 挿入位置の設定が済んだら、[OK]をクリックします。
挿入3
挿入されたPDFの位置が正しいかチェックする

STEP.4の設定が正しければ、自分の望んだ位置に二つ目のPDFファイルが表示されているはずです。

もしズレていたら、画面上部の[前へ]と[後ろへ]を押すことで位置を微調整できます。またこの時にページの回転なども行えます。

挿入4
結合されたファイルを保存する

まだ終わっていません。帰るまで遠足です。保存するまでが編集です。

画面左上の[ファイル]をクリックして、[名前を付けて保存]を選択し、自分の希望するファイル名と場所を決めてしっかり保存しましょう。これを忘れるとここまでの苦労が水の泡です。

挿入5

注意
ファイルの保存は、[保存]からも直接できるんですが、コイツがなかなかの曲者で、[保存]ボタンを押すと有無を言わさず一つ目のPDFに上書きされます。元々のファイルとは別に保存したい場合は、[保存]ボタンの下にある小さい▽を押さないといけません。誤クリックすると、無慈悲に一つ目のPDFが変更されてしまうので、やっぱり確実なのは[ファイル]>[名前を付けて保存]です。挿入6
無事に結合完了!

これで結合/挿入完了です。異なる二つのPDFファイルが今一つとなりました。チャンチャン

CubePDF UtilityでPDFファイルから欲しいページだけ抽出/分割する

こことここのページだけでいいのに・・・って時ありますよね。

ここでは、CubePDF Utilityを使って希望するページだけ抜き取って保存するやり方をご紹介します。

今回は例として、先ほど結合したキメラPDFファイルの2ページ目と3ページ目をぶっこ抜いていきたいと思います。

抽出後イメージ

PDF抽出/分割イメージ

まずはオリジナルのPDFファイルを読み込みます

CubePDF Utilityに抜き取りたいページが入っているPDFファイルをドラッグ&ドロップして読み込ませます。

ドラッグアンドドロップ
抽出/分割したいページを選択する
  1. ぶっこ抜きたいページを選択します。キーボードの[CTRLキー]を押しっぱなしにした状態でクリックすることで、複数のページを選択できます。
  2. 欲しいページを選択したら、[抽出]ボタンをクリックし、保存したい場所とファイル名を決めて[保存]をクリックします。
抽出1

MEMO
抽出したいページが飛び飛びではなく、前後に複数連続している場合は[CTRLキー]+[左クリック]ではなく、[Shiftキー]+[左クリック]の方が効率がいいです。

例えば、100ページあるPDFファイルで50ページから80ページまで欲しい時などです。この場合[Shiftキー]を押しながら50ページと80ページをクリックするだけで、この30ページが全て選択されます。たったの2クリックです。


[CTRLキー]+[左クリック]だったら、この場合31クリック必要ですよね。指がゲボ吐いちゃいます。

まとめ

今回はPDFファイルをお手軽に結合したり、分割できたりするフリーソフトCubePDF Utilityをご紹介しました。

繰り返しますが、このソフトはマゴウコトナキ完全無料です。別に回し者とかでもなんでもないんですよ。この手の無料って謳ってるソフトって大概、数日限定とか、機能制限版とか、条件付きのものが多いんでね・・・。

非常に気前の良いフリーソフトです。そして動作も軽い。

ウェブアプリとかでもPDF分割できるのがありますが、アレだといちいちPDFをまずアップロードしないといけませんからね。10ページくらいのPDFファイルならまぁ大丈夫ですが、100ページ越えとかだとネットの状況次第でベラボウニ時間がかかったりします。

最悪ネットに繋がってなかったら、それこそ何もできないわけで、そうした意味で一度インストールしてしまえば、いつでもどこでもPDF編集ができるCubePDF Utilityは至高。

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