ビデオ会議中に、参加者を小さなグループに分けてオンラインでもグループディスカッションを可能にする機能「ブレイクアウトルーム」は非常に便利ですよね。
ただ会社や学校等の組織から割り当てられたアカウントだと、初期設定でいくつかの機能が制限されているせいで、ブレイクアウトルームもZoomに表示されていないということがあります。
この記事では、ブレイクアウトルームを有効化する方法を解説していきます。
ブレイクアウトルームを有効化する手順
Zoomの設定画面を開く
まずZoomアプリを起動させ、ウィンドウ右上にある歯車アイコンをクリックして設定画面を表示させます

[さらに設定を表示]をクリック
設定画面の[一般]内にある[さらに設定を表示]をクリックします

Zoomのウェブサイトにサインイン
使用しているZoomアカウントのIDとパスワードを入力して、Zoomの詳細設定を変更できるサイトにサインインします。このサイトでは、Zoomアプリからではいじることができない細かな部分も変更することができます

ブレイクアウトルームを有効化する
- [ミーティングにて(詳細)]をクリックします
- [ブレイクアウトルーム]の横にあるボタンをクリックして有効化します(青くする)
- 必須ではありませんが[スケジューリング時にホストが…]もオンにしておきます。これをオンにしておくことで、会議をスケジュールしている段階で、すでにブレイクアウトルームも準備しておくことができます

Zoomアプリを終了させる
変更した設定をアプリ側に反映させるために、一度Zoomアプリを終了させます
- WindowsのタスクバーにあるZoomアプリアイコン上で右クリックします
- 現れたメニュー内の[Zoomの終了]をクリックします

Zoomアプリを起動させて、ブレイクアウトルームを使用する
Zoomアプリを起動させて、いつも通りビデオ会議を開始してから以下の手順を行います
- [詳細]をクリック
- 出てきたメニューに[ブレイクアウトルーム]が追加されているので、これをクリックします

以上です
Zoomの細かい設定はアプリ側ではできず、Zoomのウェブサイトで行うのが若干不便ですが、一度変更してしまえばお終いなので頑張りましょう!