【ドイツB級グルメ】ドイツ版ハンバーグ!?Frikadelle:日本のハンバーグとの違い

アイキャッチ画像 Frikadelle

どーもヤマジです。

ドイツB級グルメ第3弾は、日本人にもなじみ深い見た目の肉料理「Frikadelle(フリカデッレ)」です。

前回の記事で紹介した「ケバブ丼」は、運悪く米が不味いところで買ってしまうと、世界を呪いたくなるほどの絶望感に苛まれるので、「堅実にそこそこ美味いものが食いたい!!」って場合にはピッタリの THE 安全牌的な一品です。

例によって大体どのスーパーのお肉コーナーや駅中にあるインビス(軽食屋)やパン屋さんで売ってます。

Frikadelleの見た目

早速買ってきました、Frikadelle(フリカデッレ)。以前紹介したFleischkäse(フライシュケーゼ)のときと同様、インビスなどで買うと大体パンに挟んだ状態で提供してくれます。

買ってすぐ
買った直後のFrikadelle ft.パン

なんか見覚えのあるビジュアルですよね・・・。上に乗っかてるパンを取って、もう少し見やすくしやしょう。

ハンバーグやん
ご開帳

うん、ハンバーグですよね。

いやいや、他人の空似ってこともありますからね。

一かじりして、確かめて・・・

一かじり3

うん、ハンバーグですよね。

強いて言うなら、ソースがなくても食えるぐらいしっかり味付けしてあって、日本のハンバーグよりも若干モチっとした食感ってカンジでしょうか。

お店にもよりますが、チェーン店で買えるFrikadelleは、超美味い!ってわけでもありませんが、絶対に不味いってこともないので、なんて言えばいいんだろう・・・うん、アレです。「フツー」ですね。

いや「フツーに美味い」にしておこう。

お値段How much?

Frikadelleはパン付きで大体2.2ユーロ~2.5ユーロ(約260円~300円)くらいが相場です。

パンなしだと20セントくらい安くなります。

ボリュームの満足感的には以前紹介したFleischkäse(フライシュケーゼ)に軍配が上がりそう。

ちなみにFrikadelleとFleischkäseは値段がほぼ一緒です。そこまでガッツリ腹減ってないときは結構悩むこの二択。

日本のハンバーグとの違い

え、これハンバーグじゃん?って思いますよね。

私なんか8年ぐらいずっと思ってましたよ

この記事がきっかけでようやく重い腰を上げて、ウヤムヤになってたドイツのFrikadelleと日本のハンバーグの違いを調査しました。

ツナギにはパン粉ではなくふやかしたパン

食べてて一番違うかなって感じたのは「食感」でした。

Frikadelleの材料を調べてみてようやくその謎が解けましたわ。

ぴきーん

一般的な日本のハンバーグの材料

  • ひき肉
  • タマネギ
  • パン粉
  • 胡椒

一般的なFrikadelleの材料

  • ひき肉
  • タマネギ
  • 水/牛乳でふやかしたパン
  • 胡椒

お分かりいただけただろうか・・・。

そう、日本のハンバーグではパン粉、卵、牛乳をひき肉に練りこみますが、ドイツのFrikadelleはパン粉でなく、10分ほど水または牛乳に浸したパンを少し絞ってからひき肉に練りこむそうなのです。

参考 Frikadellen selber machen – so geht’sLECKER

また、☟の動画のオッチャンによると、ふやかしたパンは絞り過ぎないようにすることでジューシーな仕上がりになるそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=_ht-83M7pG4

Frikadelleのあのモチっとした食感は、水/牛乳に浸した丸ごとのパンをツナギに使用したことで生まれていたんですね。

まぁでも調べてたら、ふやかしたパンじゃなくてパン粉使うってFrikadelleのレシピもあったから、この場合はもうジャパンのハンバーグとの違いが限りなくなりますね。違うとすればタマネギの使い方です・・・☟

タマネギを炒めない(レシピが多い)

日本のハンバーグのレシピでは大体「みじん切りにしたタマネギを飴色になるまで炒める」ってのが一般的ですよね。

ググってみた感じドイツのFrikadelleは大体が「みじん切りにしたタマネギをそのままぶち込む」のが一般的なようです。先ほど紹介したYouTubeの動画でも炒めずにぞのまま入れてましたね。

ただレシピによっては(例えば☟の参考リンクのレシピ)、Frikadelleでも「タマネギは透き通るまで炒める」みたいなことが書いてあるものもありました。

参考 Frikadellen: Tipps und Wissenswertesessen&trinken

まとめ

今回紹介したFrikadelle(フリカデッレ)をまとめると

  • 日本のハンバーグによく似た料理(というか日本のハンバーグが欧米のFrikadelle系の料理をアレンジしたもの)
  • ハンバーグとFrikadelleの違いは
    • パン粉ではなく水/牛乳でふやかしたパンをツナギに使う
    • Frikadelleではタマネギを炒めない
  • チェーン店系のインビスのFrikadelleは「フツー」(肉屋の総菜コーナーのFrikadelleはメチャウマなのがあります)

という感じです。8年越しの謎が解けました。

ドイツには結構よーわからんファストフードもたくさんあって、それも魅力っちゃ魅力なんですが、味もピンキリです。

食い物のミスチョイスで傷つきたくない人、またドイツの食いもんわかんねーよ!って人は、思考停止して日本人にも馴染みやすいFrikadelleを注文したら幸せになれます。

私が今回食べたスーパーのチェーン店系で売ってるFrikadelleとかは味がフツーですが、パン屋とか肉屋とかで売ってるのはメチャウマいのがあるので、食べ比べてみると面白いかもしれません。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)