- デュアル/マルチモニター間でウィンドウを移動させるショートカットキーについて
- AutoHotkeyを使って、上記ショートカットキーをさらに使いやすくする方法について
どーもヤマジです。
テレワークが増加し、パソコンで作業する量が前よりも増えたという人はかなり多いかと思います。
そんな中、パソコンに使用するモニターの数を増やし、デュアルモニター/マルチモニターにすることで作業効率向上を図った人も多いのではないでしょうか?
モニターが1枚増えるだけでも大分作業しやすくなります。作業台が増えたようなイメージです。特にたくさんウィンドウを開いて作業する人にはおススメです。

デュアル/マルチモニター導入してまずぶち当たるのが、「モニター間のウィンドウの移動がメンドクセェ問題」かと思います。
ウィンドウをドラッグ&ドロップしてモニター間を移動させることはできますが、効率悪すぎですよね。
そんなときショートカットキーを使うと、モニター間の移動は一発で済みます。
この記事では、
- ウィンドウ移動のショートカットキー
- 上記ショートカットキーをAutoHotkeyを使ってさらに快適にする方法
を解説していきます。
モニター間ウィンドウ移動のショートカットキー
モニター間でウィンドウを移動させるショートカットキーは2つあります。


上のイラストをご覧になると、分かるかと思いますが、このショートカットキー指三本必要なんですよね。
だからなんだよ、と思われる方もいるかもしれませんが、特に矢印キーはクセモノなんです。
矢印キーは大抵キーボードの右側にあるので、これのキーを押そうと思ったら、いちいちマウスから手を離さないといけないんです。
キーボードによっては、Winキーは左側にしかなかったりするので、この組み合わせだと、最悪両手を使って3つのキーを押す必要が出てきます。
ショートカットキーって作業を効率化させるためにあるのに、ウィンドウ移動させるために一瞬作業を中断してがなんか本末転倒です。
気持ち悪くないですか?
そんなとき、AutoHotkeyというアプリを使えば、こうした気持ち悪いショートカットキーを自分好みに使いやすく、自由にカスタマイズすることができます。
まだ使ったことがない人は是非導入を検討してみてください。世界が変わります!
AutoHotkeyでウィンドウ移動を快適にする
ここからは、既にAutoHotkeyを導入されている方向けの内容となります。
もし興味があるけど、まだAutoHotkeyを持っていないという人は、「【AutoHotkey】インストールと基本的な書き方」をご覧ください。

Capslock+1でShift+Win+←を押したことにする設定です。
以下のコードをご自分のAutoHotkeyのスクリプトにコピペして、リロードしてください。
sc03A & 1::Send, {RWin Down}{Shift Down}{left}{Shift Up}{RWin Up}

Capslock+2でShift+Win+→を押したことにする設定です。
以下のコードをご自分のAutoHotkeyのスクリプトにコピペして、リロードしてください。
sc03A & 2::Send, {RWin Down}{Shift Down}{right}{Shift Up}{RWin Up}
- モニター間ウィンドウ移動のショートカットは
Shift+Win+→/Shift+Win+← - AutoHotkeyを使うと上記ショートカットキーをさらに短く快適にすることができる
という感じです。
AutoHotkeyを使ったショートカットキーカスタマイズは、使い慣れるとパソコン作業が非常に快適になるので、是非多くの人に試して欲しいです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!